☆boohee_booの本棚☆
読んだ本の記録。 たまに音楽が混じる・・・。
『芋虫/江戸川 乱歩・丸尾 末広著』


出ました。最強タッグ。

前作の『パノラマ島綺譚』のときも同様の感想でしたが、丸尾末広さんは乱歩作品を描くために漫画家になったに違いありません!!

目をそむけてしまいそうなエログロな描写ですが、まさにこれこそ乱歩の世界。
きっと原作を読んだ人の頭にある描写がそのまま漫画となっているはずです。
すばらしいです。

もちろん電車の中では読めません。

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【2009/11/22 13:08】 | | コメント(0) |
『ガダラの豚/中島 らも著』
    




これはとにかく面白かったとしかいいようがないので、是非是非一読してみて欲しいです。

大きな筋は、民族学者の大生部教授とアフリカの呪術師パキリの対決。
そこに、超能力と科学の比較検証があったり、新興宗教が絡んだり、テレビの舞台裏が描かれたり・・・といった諸々のエピソードがうまーいこと混ざり合ってってます。


全3巻とボリュームがあったけど、読み始めると先が気になって仕方がなくて、時間を忘れて読みふけり、あっという間に完読。
中だるみすることもなく、本の中にずーーーっとトリップしたまんまでした。

ストーリーをさらに面白くさせてるのは、出てくる登場人物がみんな生きてること!!
上っつらな人物像ではなく、心の裏面まで描写されていて、なんだか自分の知り合いにおった気がする・・・と錯覚してしまうくらいに頭の中に思い浮かべることができるようになってしまいました。
私は清川くんが好きやったので、死んじゃったときはすごく悲しかったです・・・(←隠しときます)

アフリカを旅行している間の描写はすごく現実味があって、生半可じゃない過酷な生活を想像することもできます。
その地で生きている呪術がいかに重要なことなのか。
何でも合理的に考え、簡単に何でも手にいれることができるようになった私たちの生活で失ってしまった人と人とのつながりがまだ残っているから、そういう呪術がいまだに信仰されているのかな・・・なんて考えてしまいました。

らもさんの破天荒な生き方がつづられているエッセイが好きでポロポロ読んでたけど、これを読んでみてらもさんを見る目がちょいと変わった気がします。
らもさんは奇才です!サイコー!!

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【2009/11/21 12:51】 | | コメント(0) |
『石の下の記録/大下 宇陀児著』


初の大下宇陀児です。
”うだじ”やとずっと思ってました。。

ミステリー作品としてのトリックではなく、人物像や時代背景を楽しむ内容やったと思います。
登場人物の描写がとてもうまいんですけど、その中でもやっぱり笠原が一番魅力的やったんじゃないかな。
人としてめちゃくちゃ腹立つ奴やけど、目標を失ってぼんやりしてしまってる他の人たちよりも自分の意志を持って、その気持ちに逆らわずに突き進んでいくあたり、人を惹きつける要素満点ですよね。

「善悪判断の尺度計が違っていただけ」というくだりが面白かったです。


社会派探偵小説のさきがけといわれてるそうですけど、文章に固さがぜんぜんなくて読みやすかったです。
戦後の「日本」という時代背景が色濃く出ている作品ですね。



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【2009/10/12 09:51】 | | コメント(0) |
『六とん2/蘇部 健一著』
六とん2

六とん2/蘇部 健一著

数年前に読んだ六枚のとんかつは衝撃的でした。
内容を詳しく覚えてるわけじゃないけど、恐ろしいほどのくだらなさ、あほらしさ、ゴミくずさ、すべてに衝撃を受けた記憶だけが体の奥底に残ってます。

そのバカバカしさに続編があったなんて・・・。

くだらなさのカタマリやった前作ほどの衝撃はなかったです。
お涙ホロリなファンタジーもあったりして。統一感がないというか。。

でも、総体的に面白かったです。
絵オチがあるから、先にパラパラ見てしまうのは絶対禁止。

「最後の事件」が一番のお気に入りです。
求めてたバカバカしさが存分に発揮されてるので。失笑してしまいました。

前作は読む人が限られていたかもしれないけど(ほんまのくだらなさを受け入れられる人)、2は幅広く受け入れられそうな感じですね。

3も出てるみたいなので、図書館で探してみます。


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【2009/10/10 10:08】 | | コメント(0) |
本借りました。
あれ、こないだ買った本はいつ読むん?

なんてこと考えながら図書館で借りてきました。

『砂糖病―甘い麻薬の正体/ウイリアム・ダフティ著』

『幸福不感症/曽野 綾子著』

『夢野久作全集(10)』

『もう一人のチャーリイ・ゴードン/梶尾 真治著』

六とん2/蘇部 健一著』

いつものことながら脈絡のない本のセレクトです。
あー、早く読みきりたい。

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【2009/10/04 21:38】 | | コメント(0) |
『山名耕作の不思議な生活/横溝 正史著』



こないだ読んだ扉の影の女が良かったので、その後迷路荘の惨劇を読んだらこれまた面白かったので、他のも!と物色している時に出会いました。

14作品集録された短編集です。

ワタシの中での横溝正史ってちょいとグロめの”金田一耕介”なイメージしかなかっから、ものすごく意外でした。
内容も意外なものが多かったです。こんなユーモアとナンセンス溢れる作風もあったんや・・・と。

『あ・てる・てえる・ふいるむ』と『角男』は江戸川乱歩の名義で発表されたそうですが、きっとワタシは読んだところで、乱歩のもんやと信じ込んでたと思いますね。そういわれてみればどこか違うなって気がしてたんですよ・・・なんて白々しいこと言ったりして(笑)。

『カリオストロ夫人』はこの短編集の中でも特に意外性があって驚いたかな。
こんな※超常現象※まで書けてまう人やったんかーい!と。

どの作品もそれぞれ違った面白さがあって、お得感の得られる一冊でした。



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【2009/09/27 12:01】 | | コメント(0) |
本買いました。
最近は古本や図書館を活用しているんですけど、
絶対新本!!とフガフガ鼻息荒く購入しました。

けっこう前に買っときながら、
まだ読みきれていないという・・・。

図書館借りをしばらくお休みせなー、なかなか手を出されへんな。

スットコランド日記 

     『スットコランド日記/宮田珠己著』

さよなら私


    『さよなら私/みうらじゅん著』

お二人ともワタシの人生の師であります。

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【2009/09/26 09:09】 | | コメント(0) |
『死ぬかと思った1/林 雄司編』


会社の同僚が「下品やで」と言いながら貸してくれました。

読者からの”死ぬかと思った”体験投稿が、シリーズで文庫化されたモノです。
2巻、3巻と続けて出ているようなので、きっと人気があるんですよねー。

うーん、ちょっとだけパラパラ見てる分にはまぁまぁ笑えるんやけど、1冊マルマルとなってくると食傷気味かな。。

内容は、う○こ漏らしちゃった系の下ネタがほとんどやし。

買ってまで読む・・・ってほどではないかなー。
流し読みできて頭使わなくていいから、時間潰しに立ち読みって時にはもってこいかも。

ちなみにワタシの死ぬかと思った瞬間は・・・

友達の家で飲み会やってて、酒飲みすぎて、酔っ払ってすっ転んで、オーディオの角で顔打って、顎がハズれた時でしょうか。
死ぬほど痛かった。。

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【2009/09/23 09:09】 | | コメント(0) |
『東京ゲスト・ハウス/角田 光代著』


タイトルから”旅”のにおいがぷんぷんしてたので手にとってしまいました。
角田光代さん初体験。

めっちゃ面白かったです。

ワタシもすごーく旅が好きで、いわゆるバックパッカー的な旅を何度かしてきましたが、
確かに帰国後はこの本に出てくる人たちと同じように、旅の終わりをなかなか感じることができずにしばらくはフワフワした気分で生活を送っていますね。

旅が抜けきらなくて、地に足がつかないっていうんでしょうか。。

旅先でたくさんの人に出会ってきたけど、何度も何度も旅に出てる人が多いのはそのせいかな。
一度旅に出てしまうと現実的な社会生活が自分とはかけ離れたものに思えてしまう。
いやいや、自分は違う場所にいる人間なんだって思ってしまうのかな。。

ワタシの場合、旅先で知り合って日本で再会した人と、旅の思い出話で盛り上がることはできるけど、それ以外の話はなかなかしにくいことがあります。
旅先では日本での生活をあーだこーだ言いながら酒盛りしてたのに。
不思議なもんです。
まぁ、その旅の気持ちをもう一度味わいたいからその人たちと再会するってことでもあるわけで、リアルワールドでリアルな話をする必要もないんやけども。。

旅から帰って、その後の生活で旅で感じ得た気持ちをどう見出していくのか・・・なんてことをホンワリと考える物語でした。

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【2009/09/22 08:55】 | | コメント(0) |
『アホアホ本エクスポ/中嶋 大介著



この手の本、大好きです。

何でも拾いあげて、とにかく楽しむっていうスタンスが最高に面白いです。

その当時は最先端を行ってたかもしれないものでも、
時間が経てばアホアホ本に早がわりするもんですね。

男子バレーがらみの本なんて、そういやワタシは当時麗しの女学生。
キャーキャーいいながら、この手の写真集や本を眺めてた思い出が・・・。
今見ると赤面もんです。。

その手の本がネラッてるわけじゃなくて、本人はいたって真面目なところ、
んで、それについてまとめ上げたこの本の中でも、アホアホ本について大真面目に語ってしまってるところが、ワタシの琴線に触れてくれて仕方ないです。


人によってはこんなどうでもいいことに時間を費やすなんて馬鹿馬鹿しい、
って一蹴してまうかもしれないですけど。
ここに楽しさを見出せるほうが、得した人生味わえる気がしてなりません。。


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【2009/09/13 11:38】 | | コメント(0) |
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