☆boohee_booの本棚☆
読んだ本の記録。 たまに音楽が混じる・・・。
『愛にこんがらって/みうら じゅん著』


会社の方からお借りしました。

SMを題材にした「純愛」小説やと思いました。

ミュージシャン乾のもとに「ご主人様になって欲しい」と突如現れたM子。

倒錯して見える二人の相当際どい性行為がメインで描写されていますが、
単なるエロ小説ではありません。

本物の愛ってのはここまで自分自身を顧みなくなるもんなんだろーか。
じゃー、ワタシが今まで「愛」だと思っていたものは、ただのままごとだったのか。

なんて、考えてしまう内容です。
SMとして描かれてはいるけど、結局のところ心と心の激しいぶつかり合いのように感じました。

と言っても、お子様にはお勧めできませんので悪しからず。。

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【2008/09/16 22:17】 | | コメント(0) |
『ガラスの地球を救え/手塚 治虫 著』


本屋さんで環境分野のコーナーをウロウロしていて見つけました。
手塚治虫さんが書いたエッセイってことで購入即決。

とっても読みやすかったです。
言葉も文章も易しいから、小学生でも読めそうな感じ。

手塚さんの漫画でもよく主題となっている自然・生命の尊さを、
自身の経験を基に熱く語ってはります。

1989年ですから、今から約20年前に書かれたものですけど、
今まさに取りざたされている数々の問題をこの時点で取り上げてはるんですよね。
先見の明があるんでしょうね。
アトムにしたって、当初は「そんなバカな」的な感じだったわけやし。

「IFの発想」は即実践しようと思います。
「もし・・・だったら」と想像してみて、暗い状況を全部想像してみれば、
その逆の事を想像するのも可能で、明るい未来のイメージが湧き上がってくる・・・と。
「この世の現実から未来を見るためには、現実を見つめているだけでは、むしろその奥にある本質を発見することはできません」
「自分以外の人の痛みを感じ取るには、想像力が必要なのです」

いくつか手塚さんの漫画は持ってるけど、読んでないのがいっぱいあるし、
宝塚の記念館行って読みふけってこっかなー。

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【2008/09/08 21:58】 | | コメント(0) |
『頭の中がカユいんだ/中島 らも 著』
最近、読書から遠ざかっています。

通勤の電車の中 → 爆睡。
帰宅後 → 爆睡。

寝ても寝ても眠い。仕事中もたまーにウツラウツラ。
連日、目の下に黒クマさんが鎮座。
なんや、これは。

久々に一冊読み終わりました。



らもさんの本は何冊か読んでるけど、これはかなりいっちゃってるニホヒをぷんぷん感じました。
現実話なのか妄想話なのか分からない。
本物なのか偽物なのか。
突然どっかへ飛んじゃうし。

なんて考えながら最後まで読んで、らもさんによるあとがき読んで納得。
アルコールと睡眠薬をとってラリリながら書かれたものだそうです。

「したがって、世界そのものによく似ている。
つまり、美しくて醜く、頭の中の痒みのように永遠にそれを掻くことができない」

この本にはらもさん自身が強く描かれているような、
それでいて全くらもさんが分からなくなるような、
そんな不思議な気分にさせられました。

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【2008/09/03 22:38】 | | コメント(0) |
『エレンディラ/ガルシア・マルケス 著』


昨年、蜷川幸雄演出で公演された『エレンディラ』。
お恥ずかしい話、ワタシはその時までガルシア・マルケスなる人を知らんかったのです・・。

舞台の招待券を手にいれたものの、残念ながら旅に出ていたので観にいけず。
チケットを譲った友人から、原作を読んでみな、と(今更)貸し出ししてもらいました。

"大人のための残酷な童話!として書かれたといわれる6つの短篇と中篇「無垢なエレンディラと無情な祖母の信じがたい悲惨の物語」(すんません、AMAZONからのパクリだす)が収まった一冊。

確かに内容だけを追っかければ残酷で悲惨なんかもしれんけど、瞼の裏に思い浮かぶ情景はめっちゃ美しいんですよ!!
イメージはエメラルドグリーンな静かな夜の海・・・みたいな。全然分からんな(苦)。

すごーく幻想的な世界観なんだけど、私が今まで触れてきたシュルレアリスム的な幻想文学とは確実に分野が違う。
幻想的やけどめちゃくちゃリアリズムなんですよね。
現実との境目が全く見えなくて、むしろこれは現実の話なんやと真剣に思えるような・・・
う〜ん、どう表現したらいいいか分からん。

死体(という言葉は適切ではない気がするけど)が出てきたり、天使が出てきたりすんねんけど、「死」というものがものすごく近い存在で、日本でいうこの世とあの世が一直線で繋がっているようなイメージを受けました。
これってお国柄なんかな。

とにもかくにも、この不思議な世界観は病み付きになりそうです。

あー、舞台観れんかったんは残念すぎるかも。
と今更ながらショック受けています。

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【2008/07/13 01:49】 | | コメント(0) |
『こどもの一生/中島 らも著』


暑さしのぎで逃げ込んだ図書館にて1時間ほどで読み終えました。
久々の一気読み。

舞台は瀬戸内海に浮かぶ小さな島にあるセラピー施設。
集まった5人の男女は催眠術で10歳の子供に戻り、ストレスから解放されるという治療を受けます。
そんな治療の中、子供達は「山田のおじさん」という架空の人物を作り上げるのですが・・・。

何の予備知識もなく手にとった本なんやけど、後半の思いがけないスプラッターな展開に圧倒されてしまいました。
それも、らもさん本人によるあとがきで納得。
意図的に「B級」感を作り上げてるんやね。
その意図を汲んで読めば、大成功な作品やと思います。
ワタシはどちらかと言えば「A級り」よりも「B級」が好きなので、結構グッときたかな。

後、こどもの残酷さってのを改めて感じることができたかも。
大人になるとある程度理性で押しとどめることができるけど、こどもの頃って思うがまま的なところがあったよなー、って自分のこども時代を含めて考えてしまいました。

さっき調べたネタですけど。
この作品は元々舞台やったものをノベライズ化したものだそうです。
「山田のおじさん」は古田新太やったそうで。
舞台絶対面白いに決まっとーやーん!!
めっちゃ観てみたいーーーーっ!!と大興奮中です。


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【2008/07/12 22:29】 | | コメント(0) |
『他人の顔/安部 公房 著』


安部公房っていう人はホントにもう・・・はぁ〜。
読み終わった後はこんな感じ。

液体空気の爆発で顔にケロイド状の傷を負ってしまった男。
自分の社会関係を取り戻すためにリアルな仮面を作りだす、といった内容です。

人間は顔とちゃうで、って言葉をよく耳にするし自分もよく言ってる(ような気がする)けど、
結局本音では「顔」をかなり重要視してるところがあるんかなって思います。
人間性(内面)ってのは後からついてくるもので、ある程度始めはやっぱり「顔」(見た目)で判断するわけやし。

読んでいる間中、奥歯にニラがひっかかったまんまのような、
喉の奥にカルピスがたまったまんまのような、
昨日飲んだビールが昼まで胸の奥に残ったまんまのような、
そんな鈍い気持ちの悪さがずっと続いていました。

何でか。
綺麗ごとや理想論ではない、人間の本質みたいなものを描き出してるからかな。
絶対表には出さへんけど、実はそうなんです!!っていう。
人には知られたくない心の奥底にある本性が暴き出されてる感じがして、
いや〜な気分になるんじゃないかと勝手に思ってます。

でも止められへんのは怖いものみたさってやつかいな。

ちなみにワタシのヒット台詞。
数ある中で何故これを選んだ。→(答)そうなりたくないからです。

「容器の如何にかかわらず、ぼくの中身が最初から腐った水だった」


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【2008/07/10 00:09】 | | コメント(0) |
『黒魔術の手帖/澁澤 龍彦 著』


黒魔術に興味があるわけではなくて、澁澤さんに興味があるのです。

澁澤さんの作品=とっつきにくそう、読みにくそうなイメージを勝手に作り上げてたけど、
以外にそうでもなくて驚き。
この作品が軽めに書かれているだけなのかもしれんけど。

カバラ、占星術、タロット、錬金術、サバト、黒ミサ、自然魔法などの黒魔術について、
また青ひげのモデルとなったジル・ド・レエの数々のエピソードが紹介されています。

実はグロイ内容やねんけど、淡々と書かれてるから
「ふ〜ん、そうなんや」的な感覚で読み進めることができたかな。
たまに、グッと眉間にシワ寄ったけど。

その淡々さと「黒魔術」との温度差に面白さを感じたのは私だけか・・・?
澁澤さんの愛が伝わってくるねんけど、
ところどころ「あれ?ちょっと小馬鹿にしてないか(笑)?」って感じたのは私だけか・・・?

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【2008/06/28 00:29】 | | コメント(0) |
『幻奇島/西村 京太郎 著』


これも実家でみっけた本。
西村京太郎さんの初期の作品。随分古いです。

前途有望なお医者さんがある雨の降る晩に女性を車でひいてしまいます。
その女性は重症を負いながらも謎めいた言葉を残し失踪。
お医者さんは責任を問われ沖縄の離島「御神島」へ飛ばされます。
その後、島で人が死んでいくんですけど・・・モゴモゴ。

西村京太郎と言えば、十津川警部と亀さん(間違いなく私の中ではキンキン)のイメージしか無いんだけど、この作品には出てこない。まだ生まれてなかったんかな?

これ、めっちゃ面白かった。
御神島は架空の島なんだけど、本土や沖縄本島には残らない昔からの風習や強い信仰心が現存するという設定。
かなり無理矢理な話の繋げ方な感じがするし、西崎さん、本土に帰った後どうすんの!?的な心配が無きにしもあらずやけど、私には完璧なトリックで展開していく推理小説よりも断然のめりこむことができた。

ヴェーッ、西村京太郎とは繋がらーん!!
って思えるねんけど諸星大二郎のニオイがすんねん。クンクン。
いや、これまじで。

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【2008/06/16 00:31】 | | コメント(0) |
『放課後/東野 圭吾 著』


実家に帰省して、することなくて、でも頭を使うのもしんどくて、簡単に読める本でも・・・と本棚を探って見つけた本。

20年前の作品で、乱歩賞を受賞されているようですが。

(簡単にもほどがある)あらすじは・・・

女子高を舞台に二人の教師が殺害され、疑わしい登場人物がドンドコでてくる

です。

教師と生徒の関係、夫婦の関係といった人と人との繋がりがとても繊細に描写されてるなぁって思った。
その関係がうまいこと事件と結びついてるわけで。

面白くないわけじゃないけど、も一つパンチが欲しかったな。
殺人動機も私にはちょっと納得いかなかったし。
まぁ、女子高生という多感な年齢を考えればそうなってしまうのかもやけど、何せその年代を忘れきった私なので・・・。

ちなみに。
筋が読めすぎるわぁぁ・・って感じながら読み続け、最後の最後で昔読んだことがあることを思い出した。
そんだけ印象が薄かったのか、ただの記憶力の衰えか・・・ムムム。

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【2008/06/11 00:11】 | | コメント(0) |
『女子の古本屋/岡崎 武志 著』


女性が経営する古本屋さんを取材したもの。

店主の生い立ちや人柄、お店の経営に関して、本に対する想いなどなどが記されていて、
本屋好き(本好きと言えないとこが苦笑部分)な私はここ行ってみたいわぁぁ、と(心で)叫ばずにはいられんぐらい熱い古書店が列挙されている。

この本に載ってるのは、厳しいと言われる本屋業でもある程度成功した方々なはずで、
その方達が皆揃って個性的な経歴を持ってはるのが面白い。
周りに流されていなくて、自分らしさってものを確立してはる。
そういう人柄がお店にも滲みでて、お客さんの心をガッシリと掴みとってるんやろな。
そこでしか味わえない空間。

いつか古本屋開くのが夢♪なーんてあまくてぬるーいことをぼんやりとぬかしてる私やけど、
もし古本屋を開いたとして。
こんな風に取材にこられた時に語られるような経歴がないな・・・
とどうでもいい事を妄想し続けてしまった。
観点がずれてるやろ!!っと自分自身に突っ込み。

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【2008/06/07 13:14】 | | コメント(0) |
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本を読むのは好きやけど、
文章力は腕上がらず。

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